必殺仕事人・その実態は究極の格闘家!
―スポーツ選手のセカンドキャリアを考えたい―
(格闘家・人材紹介会社社員 石渡 昂士〈イシワタリ タカシ〉氏)
もう、6年ほど前になるだろうか。私の行っているスポーツジムで石渡君とは知り合いになった。「鳥光さん、空手やってましたよね」と、石渡君が唐突に質問をしてきた。「ああ、やってたよ。どうした?」と聞くと、「はい、自分も格闘技をやってみようと思うんですよ」というので、「おお、やったらいいよ。瞬発力もあるし、いいところまでいけるはずだよ」と、私は軽い気持ちでそう言った。それが、あれよ、あれよという間に「鳥光さん、アマチュアで優勝しちゃいました!」と報告に来た。そして、次には「プロにならないかと誘われました」と、どんどん異次元の世界に入ってゆく石渡君。「プロになったら試合を観に来てくださいね」と言われ、「おお、もちろんだよ!」と言っていた私も、彼がここまでスピーディー頭角を現すとは予想も出来なかった。
さらに彼の凄いところは、『スポーツ選手のセカンドキャリア』について、自らが考え、そして自らがその実践者となっているということだ。日本では、学生時代から机も、私的な時間も捨てさせておきながら、一度挫折してしまうとおさらばで、次の道が全く見えてこなくなるような体制しかないようだ。中でも最も如実なのがプロ野球選手であり、次が格闘家なのかもしれない。そうした格闘家のセカンドキャリアを考える人材紹介会社「ファイターズサポート」の正社員として働きながら、格闘家の支援をする石渡氏。そして、格闘家としては、「石渡・ターザン・昂士」のリングネームで白いマットで暴れまくり、熱狂的なファンも多く持つ。雑誌「ターザン」でも紹介されるほどの引き締まったナイスボディは格闘会でも、『知る人ぞ知る!』と言われている。
やってみたいと思ったことに熱中しながらも、しっかり仕事もこなす、必殺仕事人!そんな石渡氏の話をじっくりと聴いてみたい。
★スポーツ選手のセカンドキャリアを考えてゆく現役格闘家の話を是非とも聞いて欲しい!