―『貢献屋』という看板を大きく掲げ、人生ドラマを描き続けたい―

（貢献屋：繆　英長氏）

　「自分の人生は漫画ですよ！」と言放つ繆氏。お話を聴いて行くと、「なるほど、確かに随分ドラマチックな人生だな！」と誰もが思えてくるはずだ。開口一発、「日本で生まれた中国語の話せない中国人ですから」と笑いながら自己紹介をしてくれた。

「運が良いとか、悪いとか、そんなのは自分で全部良いと決めちゃえば良いことになる」と豪快に笑い飛ばせる人生の達人だ。

　不動産営業、アポをとったのはいいけれど、当日ドタキャンされてしょげかえる。その帰り道に見つけた不動産会社でドラマが始まった。少々図に乗り副業開始！フィリピンパブで儲けはしたが、ひょんなことから副業がばれた！せっかく頑張った不動産営業が首になり、波乱万丈の幕開けだ。

仕事も何もうまくいかない日々となる。「貧乏暇なし」はまだいいけれど、「貧乏暇だけ」は、もう寝ているだけしかなかった。

　そんな日々の中で出会った憧れの人との出逢い、その出逢いは地獄の一丁目への入り口だった。「浮浪者→やくざ→死刑囚」そんな人生の顛末の中、開き直ったところから、人生が大きく変わりだしたという。確かに、繆さんのお話を聞いていると、多くの人の人生では起こりえないような豪快で漫画のような人生ドラマがどんどん展開されてゆく。しかし、それはアクティブな思考、そして実践的な活動だからこそ、他人には味わえない人生を歩んできているのだと繆さんは教えてくれた。現在は『貢献屋』という謎の仕事を始めたという。さて、そのお話は、本編でじっくり聞いていただければ納得できるはずだ。

★人生ドラマは自分が主役！だからこそ、誰もが皆、自由なドラマが描けるはずだ！