人生は一度きり!自分にとっての一番を探して磨きをかけろ

―185点⇒765点の軌跡?!が人生を変えた。―

(留学プロ株式会社代表 谷山賢人〈タニヤマ ケント〉氏)

 

 私にとって、谷山氏との出会いはまさに奇跡の連続の中から生まれたものだった。そして、谷山氏との出会いから、セブ島・バジャウ族の有名人となった、大夢君との繋がりも出来たのだから、まさに奇跡を呼んでくれる人といっても過言ではないだろう。

はじめて谷山氏と出会ったのは、私が教える駿台予備学校の医学部受験生に対して、「なぜ日本の医学部にこだわるのだろうか?」「東南アジア、そうそう、英語を中心とした教育を行っているフィリピンの大学では、医学部に入ることはできないのだろうか?」という疑問を持ち始め、それに対する答え探しの旅を考えたことがきっかけだったのだ。

こうした中で、私の思いついた答え探しの第一歩は、フィリピンへの留学を扱うエージェントに問い合わせてみることだった。そして、紆余曲折の末、「留学プロ株式会社」の代表である、谷山氏に出会うことになるなり、そこからこのご縁が始まった。

 「自分は、中学・高校・大学と、野球しかやってこなかったんですよ」と、谷山氏は切り出した。それで、ある日「野球を取ったら何も残らない人間じゃないか」ということにフト気づき、「人生は一度きり!やれることをやってみよう」と思ってセブ島に留学してみたのだという。そして、そこで初めてTOEICテストを受けて、185点という悲惨なスコアをたたき出してしまう。「いやー、本当にショックを受けましたよ」と語る谷山氏。しかし、フィリピン留学をして、「同室の学生に負けてたまるかと思い、初めて本気で勉強しましたよ」と、照れながら語ってくれたのだが、その結果、2か月半後には765点まで伸びたのだという。

 この時の自分自身の大きな変化に感動し、留学エージェントの道に足を踏みいれたのだというのだが、この留学がそのまま就活になってしまい、自分が頼んだ留学エージェントの社長から引き抜かれたような形になってしまったのだという。こうして、野球一筋に培った努力と忍耐力を留学時に活かし、そして、その根性を仕事に活かしてゆき、今がある。こうしたドラマティックな人生模様を是非ともじっくりとお聴きいただきたいと思います。

★自分にとって何が一番したいことなのか。まずは動いてみよう!そこから人生は見えてくる。